かみむら文庫「御社のチャラ男」公演 (11/27〜12/1)

2024.9.13

チャラ男って本当にどこにでもいるんです。どこに行ってもクローンみたいにそっくりなのがいます。

 

東京から少し離れた地方都市の小さな食品メーカー「ジョルジュ食品」。社長のコネでやってきた営業統括部長は、社内で、ひそかにチャラ男と呼ばれている。「彼」のすがたは、人によって様々だ。組織に属する「私たち」が、「彼」を語ることで見えてくる、この社会に生きる私たちの現実とは?

『御社のチャラ男』は、2020年に刊行され様々な書評で絶賛された、小説家・絲山秋子の連作短編小説。各章ごとに語り手が変わっていく群像劇である。

東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹が立ち上げた東京演劇道場で昨年11月に行った「ワーク・イン・プログレス/WIP」にて試演した作品を、今回ブラッシュアップした本公演としてお届けします。

「小説」と「演劇」の間を行き来する「かみむら文庫」の新作公演にご期待ください。

 

11/27(水)19:30

11/28(木)19:30

11/29(金)14:30 / 19:30

11/30(土)14:00 / 18:30

12/1(日) 13:00 / 17:30

開場は、開演30分前

 

料金:

一般:4,700円(当日5,000円) 学生:3,500円  特等席:5,700円(当日6,000円) ★前方良席+おみやげ  ※限定枚数

いずれの席種もエリア指定となります。エリア内ではご自由に座席をお選び下さい。

 

チケット取扱 : Peatix

9/13(金)12:00チケット発売開始

※学生券をお求めの方は、当日学生証をご持参下さい。

 

会場:ウエストエンドスタジオ 中野区新井5-1-1 03-3319-0368

(JR中野駅より徒歩15分、西武新宿線新井薬師駅より徒歩7分)

 

原作:絲山 秋子 著『御社のチャラ男』(講談社刊)

演出:上村 聡

 

出演:大重 わたる、小幡 貴史、葛 たか喜代、上村 聡、北浦 愛、代田 正彦、末冨 真由、扇田 拓也、 谷村 実紀、手代木 花野、中島 多羅、花島 令、六川 裕史

音楽:福岡ユタカ

 

演出助手:末冨 真由

舞台監督:織田 圭祐

照明:赤田 智宏(ALOP)

音響:印南 昭太朗

宣伝美術:相馬 称

制作:福岡 聡(カタリスト)

 

絲山秋子さんについて

2003年、『イッツ・オンリー・トーク』で小説家デビュー。『沖で待つ』で第134回芥川賞を受賞。ほか、受賞歴多数。最新作は、『神と黒蟹県』。

 

■なぜ、御社のチャラ男なのか

数々の小説との出会いのなかに、『御社のチャラ男』はありました。全編モノローグで書かれたこの小説はまさに演劇の台本のようで「いつかこの小説を演劇に!」と考えていました。

絲山秋子さんの小説に出てくる登場人物たちは、いつもどこかせつない。どこか不満げで、わたしの知る誰かのようでもある。観劇後の電車の中で、「あの役って、〇〇さんだよな…」と、わたしとまったく同じことをしたくなるはずです。きっと。

かみむら文庫代表 上村聡

【主催】かみむら文庫

【共催】カタリスト

【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】

【協力】ワタナベエンターテインメント、遊園地再生事業団、ヘッドクォーター、★☆北区AKT STAGE、空 観、ダックスープ、パパドゥ、ニューウォーカーズ

 

【お問合せ】カタリスト catalyst.ticket@gmail.com 070-7528-7065 (10-19時)

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