2024.9.13
チャラ男って本当にどこにでもいるんです。どこに行ってもクローンみたいにそっくりなのがいます。
東京から少し離れた地方都市の小さな食品メーカー「ジョルジュ食品」。社長のコネでやってきた営業統括部長は、社内で、ひそかにチャラ男と呼ばれている。「彼」のすがたは、人によって様々だ。組織に属する「私たち」が、「彼」を語ることで見えてくる、この社会に生きる私たちの現実とは?
『御社のチャラ男』は、2020年に刊行され様々な書評で絶賛された、小説家・絲山秋子の連作短編小説。各章ごとに語り手が変わっていく群像劇である。
東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹が立ち上げた東京演劇道場で昨年11月に行った「ワーク・イン・プログレス/WIP」にて試演した作品を、今回ブラッシュアップした本公演としてお届けします。
「小説」と「演劇」の間を行き来する「かみむら文庫」の新作公演にご期待ください。
11/27(水)19:30
11/28(木)19:30
11/29(金)14:30 / 19:30
11/30(土)14:00 / 18:30
12/1(日) 13:00 / 17:30
開場は、開演30分前
料金:
一般:4,700円(当日5,000円) 学生:3,500円 特等席:5,700円(当日6,000円) ★前方良席+おみやげ ※限定枚数
いずれの席種もエリア指定となります。エリア内ではご自由に座席をお選び下さい。
チケット取扱 : Peatix
9/13(金)12:00チケット発売開始
※学生券をお求めの方は、当日学生証をご持参下さい。
会場:ウエストエンドスタジオ 中野区新井5-1-1 03-3319-0368
(JR中野駅より徒歩15分、西武新宿線新井薬師駅より徒歩7分)
原作:絲山 秋子 著『御社のチャラ男』(講談社刊)
演出:上村 聡
出演:大重 わたる、小幡 貴史、葛 たか喜代、上村 聡、北浦 愛、代田 正彦、末冨 真由、扇田 拓也、 谷村 実紀、手代木 花野、中島 多羅、花島 令、六川 裕史
音楽:福岡ユタカ
演出助手:末冨 真由
舞台監督:織田 圭祐
照明:赤田 智宏(ALOP)
音響:印南 昭太朗
宣伝美術:相馬 称
制作:福岡 聡(カタリスト)
■絲山秋子さんについて
2003年、『イッツ・オンリー・トーク』で小説家デビュー。『沖で待つ』で第134回芥川賞を受賞。ほか、受賞歴多数。最新作は、『神と黒蟹県』。
■なぜ、御社のチャラ男なのか
数々の小説との出会いのなかに、『御社のチャラ男』はありました。全編モノローグで書かれたこの小説はまさに演劇の台本のようで「いつかこの小説を演劇に!」と考えていました。
絲山秋子さんの小説に出てくる登場人物たちは、いつもどこかせつない。どこか不満げで、わたしの知る誰かのようでもある。観劇後の電車の中で、「あの役って、〇〇さんだよな…」と、わたしとまったく同じことをしたくなるはずです。きっと。
かみむら文庫代表 上村聡
【主催】かみむら文庫
【共催】カタリスト
【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
【協力】ワタナベエンターテインメント、遊園地再生事業団、ヘッドクォーター、★☆北区AKT STAGE、空 観、ダックスープ、パパドゥ、ニューウォーカーズ
【お問合せ】カタリスト catalyst.ticket@gmail.com 070-7528-7065 (10-19時)