多文化共生のためのレッスン—— 非/常識と手をつなぐプロジェクト: ロールプレイ編 「私の非/常識」

2024.11.3

異文化理解力が高まるロールプレイを通して、自分の中の「常識と非常識」にどんどん気づく!
「なんでこんなこと言うの?」を「なるほど、これもありかも」に!

 

*各回のお申し込み期限は【開催日の3日前】です。詳しくは下記の「お申し込みはこちらからどうぞ」をご覧ください。

 

  • このワークショップは、日常生活で文化の違いから生じる摩擦や、外国人/外国にもルーツを持つ人に対するマイクロアグレッション(被害を受ける側は日々積み重なるように体験しているが、指摘しづらく見えにくい差別)などを描いたオリジナル台本を使って、他者への想像力を養う体験型学習です。
  • ロールプレイ(ある場面を想定して役割を演じること)やディスカッションなどを通して、各回のテーマについて参加者全員で考えていきます。
  • 当日は3〜4人で1グループとなり、数行程度のごく短い台本を声に出して読んで、感想や意見を話し合います。
    (第4回のみ、「実際に台本を書いてみる」ワークショップです)
  • 演劇の経験は全くなくても大丈夫です。各回のテーマに関心がある方なら、どなたでもご参加いただけます。
    (第4回のみ、当ワークショップを受講した経験がある方が対象です)
  • 単発受講可。全4回通してご参加いただくと、より異文化理解が深まり、実際の場面で適切に対応できる力が高まります。

 

第1回:

12/7(土) 13:00〜15:00 オンライン

「地域での異文化摩擦」

 

第2回:

12/8(日) 13:00〜15:00 オンライン

「複数のルーツを持つ人や外国人へのマイクロアグレッション」

 

第3回:

12/14(土) 13:00〜16:00 対面 (都内)

「外国人差別を見かけたら」

 

第4回:

12/15(日) 13:00〜16:00 対面 (都内)

「自分でテーマを考えて、台本を書いてみよう」

*第1回〜第3回のいずれか、または過去に「私の非/常識」のワークショップを受講した方のみ、第4回に参加できます。

 

 

単発受講: 各回1,500円

全回通し割引: 4回で5,000円 (単発受講と比べて1,000円お得です)

 

*オンラインのリンクはお申し込み後にお知らせします。

*対面の会場はPeatixお申し込みページ(下記)をご覧ください。

 

*各回定員12名 (先着順)

*ハラスメント予防のためのガイドラインを設けています。

(各回の冒頭に、口頭でガイドラインについてご説明します)

 

お申し込みはこちらからどうぞ

Peatixお申し込みページ

 

*各回のお申し込み期限は【開催日の3日前】です。

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第1回 (12/7):12/4(水)23:59締切

第2回 (12/8):12/5(木)23:59締切

第3回 (12/14):12/11(水)23:59締切

第4回 (12/15):12/12(木)23:59締切
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原案・リサーチ: 福岡里砂 (異文化間ファシリテーター/合同会社カタリスト)

脚本: 黒澤世莉 (旅する演出家)

*当日のファシリテーター(進行役)を上記2名が務めます。

 

主催:合同会社カタリスト

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[芸術文化による社会支援助成] 

 

お問合せ:合同会社カタリスト catalyst.ticket@gmail.com  https://catalystjp.net

070-7528-7065  (平日10時〜19時)

 

 

こんな方におすすめ!

 

⚫︎職場や地域などで、外国人と接する機会が増えている

⚫︎現場に活かせる異文化間コミュニケーションを身につけたい

⚫︎移民・難民に関心がある

⚫︎マイクロアグレッションや差別について、安全な環境で話してみたい

⚫︎演劇の新たな可能性に触れてみたい

 

 

プロフィール

 

福岡里砂 (異文化間ファシリテーター/合同会社カタリスト

国際交流団体や舞台制作事務所等での勤務を経て、英語通訳として来日アーティストの公演に多数随行。1997年〜98年、劇団Headlines Theatre(カナダ)とフィリピン教育演劇協会(PETA)で参加型演劇を学び、2010年までの13年間、フィリピン・マニラにて舞台芸術、映画、国際協力等のコーディネートや通訳に携わる。

帰国後は教育NPOカタリバで東日本大震災の復興事業を担当し、2016年に舞台芸術と異文化理解の制作会社・カタリストを共同設立。海外ルーツの子ども支援NPO、YSCグローバル・スクールにも関わっている。2014年よりNPO法人アサーティブジャパン理事。

 

黒澤世莉 (旅する演出家)

演出家、脚本家、アクティングコーチとして日本全国で活動中。

公共劇場や劇団、国際プロジェクトなど70本以上の演出作がある。その他にも台本提供、演技講師、プロジェクトマネージメントなど、その広いネットワークを活かし活動の場は多岐に渡る。スタニスラフスキーとサンフォード・マイズナーを学び、新国立劇場演劇研修所、円演劇研究所、ENBUゼミ、芸能事務所、高校演劇などで指導を手がける。

 

 

「多文化共生のためのレッスン —非/常識と手をつなぐプロジェクト」 とは?

 

学校で、職場で、地域で。

病院や市役所など医療・福祉・行政の現場で。

生活のさまざまな場面で、異なる文化背景を持つ海外出身者と関わる機会が増えてきました。

 

お互いの言語や文化が違うと、

コミュニケーションのズレや衝突が生じやすくなります。

 

一方で、日本生まれ・育ちのいわゆる「ハーフ」や「ミックスルーツ」の人たちが、

周囲の無理解や偏見・差別に直面する事態も繰り返し起きています。

 

こうした状況を改善するために、

「多様性への感度を高め、相手も自分も尊重するコミュニケーションを練習できる場」を

つくれないだろうか?

 

頭で理解しても、すぐには心と身体がついていかなかったりもするから、

ことば・感情・身体表現のプロである演出家や俳優たちと一緒に、

研修プログラムを開発してはどうだろう?

 

そうして「レッスン」を積み重ねることで、

私たちが抱える課題への洞察を深め、より良い対応ができるようになれたら…

 

「多文化共生のためのレッスン —非/常識と手をつなぐプロジェクト」は、

そんな想いから生まれました。

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