2024.6.18
東京都立田柄高校様よりご依頼いただき、人権講話の枠で「多文化共生社会に生きる ——誰もが安心安全に生活するために」と題した講演を5月に行いました。
(1〜3年生対象。学年ごとに50分間、計3回実施)
海外にもルーツを持つ児童生徒は全国の小中高校で増加傾向にありますが、同校では全体の4割がそうした生徒たちとのこと。
異なる言語・文化的背景を持つ者が安心して一緒に学び、学校生活を楽しめるようなコミュニケーションのコツを、アサーティブ(自分も相手も大切にする表現方法)と異文化理解の観点からお話ししました。(画像は全て講演スライドより)
・日本語以外を母語とする生徒への情報保障と、日本語母語話者の高校生に興味を持ってもらえそうな内容とのバランスをどう取るか
・当社が得意とする、少人数でのロールプレイ等を交えた参加型ワークショップのエッセンスを、どうやって50分間の講義スタイルに変換するか
…などの点で、とてもチャレンジしがいのある体験でした。
貴重な機会をくださった田柄高校の皆様に、心より感謝申し上げます。
微力ながら、今回撒かれた種が高校生たちの心の中で大きく育つことを願っています!